心に余裕があるとは?
心に余裕があるとは、ストレスに対して耐性がある状態と言えば良いでしょうか?
現代社会はストレス社会と言われています。心療内科に通っている人も増えていてますからね。それだけ心に余裕を無くして全身の血行・血流が滞っている人が多いのです。<
ストレスで交感神経が興奮
人の体は身を守るべき時や危険にさらされた時には、それらに立ち向かう為か逃れる為に交感神経が興奮して対応しようとします
この時血管が緊張して血流制限が起こり、立ち向かう事や逃れることにエネルギーを集中させるのです。
攻撃的になっている時には血の気のないような白か青白い顔色になるのが、それを表しています。
ストレスも危機のうち
人はストレスを感じると、ストレスも危機の一つなのでそれから逃れる為に交感神経を興奮させます。
それが継続して行き過ぎると心の病にかかます。そんな方を見ると元気がなく顔色も悪いですよね。交感神経が優位な状態が続き、全身の血流制限が起きているのです。
そんな方の心が元気になると、血行・血流が良くなるのでハツラツと動き顔色も良い状態になります。
ストレスを解消するには
ストレス環境にいると常に交感神経が優位にたっているので、熟睡できなかったりして心身の疲れが取れない状態が続きます。
そんなストレスを解消するには、自律神経のうち交感神経と副交感神経の切り替えを正常に戻してあげる必要があります。
- 交感神経:活動の為の神経:日中優位に立つ神経
- 副交感試験:休息の為の神経:夜や食事中から後に優位に立つ神経
交感神経と副交感神経
日中の交感神経優位な状態から夜の副交感神経が優位に立つ状態に切り替えるには、体を温めて息を抜き・朝日を浴びることがとても大事です。
ご入浴と呼吸・太陽の光が大事なのです。
- ご入浴法:40度~43度くらいのお湯で、15分程度湯船に浸かりじっくり体を温める。この時、意識的に体の力を抜いて、ゆくりとお腹から息を吐くことを20回程度行う
- 呼吸法:腹式呼吸を心掛ける。イライラした時・腹が立った時・ストレスを感じた時に、お腹からゆっくりと息を吐くことを10回でも20回でも行う
- 通勤時でいいので、朝日を浴びながら歩く。少し汗をかくか・かかないか・くらいがちょうど良い。30分以上。